このコンテンツを読むと、カンフーに出てくる歩型(下半身の型)がわかります。
こんな人におすすめ。
- 何か運動したい
- ちょっと変わった筋トレしてみたい。
- ふらふら、フワフワ、集中力がなく、身も心も落ち着きがない。
- インスタグラムなどで人とは一味違ったポーズとってみたい
日常のちょっとしたスキマ時間でも、
何かのスポーツやっていて違う刺激が欲しい人にも、歩型はおすすめ。
落ち着きない人は、この歩型をやるとピタッと止まれません。
歩型でじっとする訓練をすると土台が安定するので、心も安定します。
また覚えとくと、日常で何か写真を撮る際に、
人と違ったカッコいいポーズを撮れるかも。
ポーズに関心がある人はこちらの記事もご覧下さい ⇒ カンフーによくある3つの手のかたち(手型)
歩型を5つざっくり紹介
カンフーには脚の型があって、これを歩型(ほけい)といいます。
歩型は流派によっても異なり、たくさんあります。
今回はカンフーの代表的な拳法、
長拳の基本的な歩型を5つ紹介したいと思います。(弓歩、馬歩、仆歩、虚歩、歇歩)
なお、名称の読み方は、
ひらがな、中国語のカタカナ読み、ピンイン(拼音)を併記しました。
どれでも好きな読み方でどうぞ。
今回はざっくりとこんなものがある、という程度に紹介します。
見よう見まねでやってみる前に、転倒しないように周りの安全に注意しましょう。
最初は腰を高くして、徐々に落とすとよいでしょう。
詳しいやり方やコツは、それぞれ別の記事で解説しています。
画像下のリンク先から各記事にとべます。
馬歩(まほ・マーブー・mabu)
弓歩(きゅうほ・ゴンブー・gongbu)
仆歩(ぼくほ・プーブー・pubu)
虚歩(きょほ・シューブー・xubu)
歇歩(けつほ・シエブー・xiebu)
慣れない人なら3セットずつやれば、
次の日あたり筋肉痛になるでしょう。
紹介した下半身の型は、
主に長拳(型の競技)や競技の太極拳(若干の差異はある)などで見かける形です。
伝統的な中国武術でも、流派によっては歩型が似てたりします。(似て非なるものもある)
この歩型って何の意味があるの?
ちなみに空気イスは、椅子に腰掛けているような姿勢を維持することです。
何か物を押したり引いたりしてみるとわかりますが、
腰を高くしてすると力が入るでしょうか?
おっと、画像のように真似して壁押す前に、
拳の握り方、まだ呼んでない人はリンク先記事で確認して下さいね。⇒ カンフーによくある3つの手のかたち(手型)
パンチや投げなど、力がいる際にふらついた足腰では十分な威力を発揮しないですね。
カンフーで足腰を低く落とす練習をするのは、建物の基礎工事のようなもの。
土台となる足腰を強く安定させるために鍛練します。
長拳のような型の競技だと見栄え重視ですし、歩型の形も採点対象です。
競技では写真で紹介したような低い姿勢をとります。(健康目的なら姿勢は低すぎない方がよいです)
根っこである歩型が綺麗に安定すると、
上半身も安定し、手の形や位置が変わっても自然と様になってポーズが決まってきます。
※ 各歩型が具体的にどういうパンチや投げなどの格闘術で使われるのかは、別の記事で紹介します。
※ カンフーの歩型は、サッカーやバスケットボールなどのスポーツでも活かせます。黒豆仙人考案のさらに発展させた練習方法なども後々紹介します。
まとめ
- カンフーの下半身の型を歩型(ほけい)という
- 弓歩、馬歩、仆歩、虚歩、歇歩で五歩型ってのが基本
- カンフー式空気イスやってみれ。スポーツにも応用可!
以上、カンフーの歩型について解説してみました。
それぞれの歩型のやり方やコツは別記事に書きますので、お楽しみに。
ここまで読んで下さって、ありがとうございます!
あなたの生活に、何がしかのヒント、ちょっぴり刺激にでもなったなら幸いです。