片脚でバランスを保ちやすくする方法! 独立歩・提膝のやり方(歩型)

黒豆仙人

独立歩(どくりつほ・どぅーりーぶー・dulibu)、別名で提膝(ていしつ・てぃーしー・tixi)のやり方を説明するね

人間、足腰が大事。

独立歩は、下半身の型(歩型)で、

片脚で立つカンフーの基本です。

 

この記事では独立歩のやり方、

片脚でバランスの保ちやすい方法

お伝えしています。

 

 

独立歩ってなに?

 

独立歩は長拳太極拳でも出てくる、

下半身の型です。(流派により若干差異あり)

提膝は膝をあげるという意味で、呼び方が違うだけでほぼ同じです。

 

何のことはない、片膝をあげる。

 

ただそれだけの話ですが、

格闘のなかで独立歩(提膝、以下独立歩)は、

足を狙ってきた攻撃を躱したり防いだり、

 

また膝蹴りや側踹腿(そくたんたい・cechuaitui。横蹴りのこと)の構え、

特殊なところでは、突きや武器の到達距離を伸ばすなど、

攻防においては割と使う動きです。

独立歩

長拳など演武用では見栄え重視なので、

軸足をまっすぐにしますが、

 

実際に使う場合や太極拳の独立歩は、

膝が少し緩んでいる方がよいです。

 

独立歩のやり方

 

独立歩のやり方です。

じゃ、さっそくやってみましょうか。

 

独立歩のやり方(長拳version)

  • 手順1
    気をつけ(並歩)
  • 手順2
    膝をあげる。体はまっすぐ。身体の中央に膝を持ってくるとバランスが取りやすい
  • 手順3
    横向き
  • 手順4
    胸の高さまであげる。長拳はつま先をまっすぐしたに向ける。軸足もまっすぐ!

 

独立歩のやり方(太極拳version)

  • 手順1
    気をつけ(並歩)
  • 手順2
    膝をあげる。体はまっすぐ。長拳と違って、太極拳は膝は緩んでいてよく、つま先も下に向けず、リラックスしておく

膝の高さは、自分の体力に応じて高さを調節します。


片脚でバランスを保つ方法

 

黒豆娘ラン

ふらついちゃう! どうしたらいいの、お父さん?

 

もし片脚でバランスを保つのが難しいと感じた時は?

 

黒豆仙人

その時は、丹田(下腹部)に力を入れて、ゆっくり呼吸してごらん

丹田に力が入ると心身が安定し、余計な身体の緊張がなくなるので、

バランスを保ちやすくなります。

 

丹田については下記リンク先へ。

【ストレス・痛み軽減】イチバンおすすめな武術の呼吸法、丹田呼吸法その1(やり方編)

 

あるいは、視野を広く遠く、正面を眺めることで、

安定させることができます。

眼の使い方、眼法については下記リンクから。

痛みを軽くする目の使い方とは?(眼法)

 

もし上記の方法で安定しないとしたら、

乱視など眼に問題があるかもしれません。

 

片脚で立った時に目玉をぎょろぎょろ動かすと、

バランスを崩すと思います。

人間は視覚情報で現在位置を把握してもいるので、

眼が不安定になるとバランスを失いやすくなります。

 

落ち着きのない子供などはバランスを取るのが苦手ですが、

目線のぶれない人は、やはり体も安定し、心も安定します。

 

独立歩は日常の中に取り入れやすいです。

黒豆仙人はお風呂から上がって体を拭いたりするなどの時に

独立歩をしたりしています。

 

まあ、何にせよ、思いついた時にでもどうぞ。

 

まとめ

  • 独立歩・提膝は、ようするに片足立ち
  • バランスは丹田に力を入れよ
  • 独立歩で5秒はできるかな?

 

独立歩についてでした。

 

ふらついてしまうのは、心にブレがあるのかもしれません。

あるいは、独りで立つこと。活きることに自信がないのかも。

 

心と体は一つ。

 

片脚で立ってみた時、何か安定しないのなら、

日々の生活の中で、バランスを損なうような事を

もしかしたら、しているのかもしれません。

 

片脚で立つ。それだけですが、

自分の状態を知るバロメーターになるかもしれません。

 

黒豆仙人

ま、倒れんようにね

 

以上、読んで下さってありがとうございます。

健康と笑顔の毎日を過ごされますように!

 

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