黒豆仙人のカンフー基本用語

黒豆仙人

武術の基本用語の説明だよ
通備武芸(つうびぶげい)
通備武芸は、八極拳(はっきょくけん)、劈掛拳(ひかけん)、翻子拳(ほんしけん)、戳脚(たっきゃく)など、長所の異なる拳術が融合して成り立っている伝統の武術です。

通備武芸の“通備”とは、理論と実際が合い、強い体と技を備えていることです。

呑吐開合(どんとかいごう)起伏捻転(きふくねんてん)
「呑吐」は呼吸で吸うと吐くこと。

「開合」は身体全体、胸を開くと閉じること。

「起伏」は上下動や伸縮。「捻転」はねじりのことです。

これらの身体の使い方、体幹の動きは人間の最も基礎、基本となる動きです。

体幹の動きを複雑に組み合わせることで、あらゆる動きを体現でき、武術に限らず様々なスポーツにも応用し、役立てることができます。

融通兼備(ゆうづうけんび)
「融通兼備」とは、通備武芸の最も重要な考え方で、短所や欠点などを融合によって補い、長所を兼ね備え、あるいは長所をさらに伸ばしていくという進化の思想です。

融通兼備は、単なるポーズや特定の動きなどの表層的な真似ではなく、全体との一貫性、技術と思想の整合性があってこその融合と言えます。

気功
中国医学に基づいた健康法。

呼吸と気の鍛錬によって病気を予防する一種の体操であり瞑想です。
代表的な物に、「五禽戯(ごきんぎ)」「八段錦(はちだんきん)」「易筋経(えききんきょう)」があります。

太極拳
中国哲学の太極思想を取り入れた拳法。

太極とは万物の根源であり、ここから陰陽の二元が生ずるとされます。
太極拳は動きの中で内外、動静、虚実、剛柔などの相対的な要素の混合、調和を重視します。

気沈丹田(きちんたんでん)
気(意識)を下丹田(下腹部、へそから指を横に三本分くらい下)に集中し、尻を締めて引き上げることです。トイレを我慢するような感じ、に近いです。
歩型(ほけい)
足の型のこと。

馬歩、弓歩、仆歩(ぼくほ)、虚歩、歇歩(けつほ)など。

表演(ひょうえん)
人前で何かを披露することです。
長拳(ちょうけん)
査拳、華拳、炮拳、劈掛拳、少林拳など、北派拳法のアクロバットな要素を競技用にまとめた型演武のことで、攻防技術などの実戦性を排し、芸術性などの見栄えに特化した型の競技です。
套路(とうろ)
套路とは、空手などでいう型のことです。

基本などを組み合わせて練習する、基本を忘れないための練習方法の一つであり、また人に套路を見せることで門派の特徴を紹介する役割もあります。
門派や人によって套路の位置づけは異なりますが、大概は人に見られることを意識しているので、見た目重視で套路は作られています。

テレビなどで見かける長拳などは、競技套路といって、型の美しさなどで評価点を競う体操のようなスポーツです。

カンフー(功夫)
中国武術の総称とされますが、功夫のもとの意味は、技術や経験の蓄積を表します。
拝師(はいし)
伝統武術などで儀式を行い、師匠の下に弟子入りすることです。
師と弟子は擬似的な親子関係となりますが、師は不義理を行った弟子を破門できます。伝統武術では、拝師していない練習者は学生と呼ばれ、拝師した弟子とは扱いや教わる内容が異なることが多いです。
放鬆(ほうしょう、ファンソン)
無駄な力を入れない最適な状態のこと。これを武術用語で、といいます。

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