黒豆娘ラン
人と話す時も武術も、間合いと位置取りは大事です。
どこに立つか、立ち位置によって受ける心理ストレスは全然変わってきます。
もし、本記事を読みすすめる前に、武術三原則、丹田呼吸や眼法をご存じない方は、
下記のリンク先から別記事をクリックしてご覧いただけます。
話したいけど緊張して話せない時の武術的対処法
結論から言うと、間合い、つまり、位置取り、立ち位置が大事です。
何を話すかの事前準備も大事ですが、
準備できないで、不意に話さなければならないことだってあります。
そんな時は、位置取り、立ち位置によって、
自分も相手も精神的な負荷を軽くし、緊張を和らげることができます。
下図をご覧ください。
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正面から向かい合った時
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相手と正面から向かい合うと緊張しちゃう
話す相手と真向かいになると、
立っていても座っていても、
互いに心理的ストレスが大きくなり、
心理学的にも意見などが対立しやすくなるとされます。
黒豆娘ラン
黒豆仙人
じゃあどうすればいいのか?
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相手の横へ、逃げこめ!!!
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弱者の戦略! 俺様でリードしたがりな相手には、相手の左側、向かって右側へ位置取りする
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すると心理的にもぶつからないので楽。
格闘技でもそうですが、
真正面から向かい合って、正々堂々ルールに則ってがっぷり四つに組んでいいのは、
自分が肉体的、社会的、精神的に優位にある時だけです。
不利なのに向かい合ったら、やられます。
体育会系で肉体的に明らかに勝っている人たちが、
「卑怯者! 正々堂々と戦え! ルール守れよ!」とスポーツ的な美学を振りかざすのは、
背中から刺されたり、寝首を掻かれないため、
自分の勝利を確固たるものにするべく、
あなたの卑怯な手段を封じるための戦術です。
正々堂々とは、強者が勝つための論理です。
大事なことなので、もう一度言います。
正々堂々とやれとは、強者が自分に有利なルールに則って、弱者を踏み躙るための論理です。
話を戻しましょう。
なので、心理的に弱い場合の立ち位置は、
相手と真向かいでなく、
相手と同じ方向をむく、流れに逆らわない戦術です。
心理的にも圧倒的に楽なのは、真向かいでなく同じ方向を向いた時です。
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気になる人に話しかけたい。そういうプレッシャーを持っている時点で、立場的には相手より弱い
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横に座って同じ方向を向いていれば、会話も気持ちも、相手とぶつかりにくい
横へ位置取りした時が、相手の警戒感を解きやすく、
ストレスが少ないので話も弾みやすいです。
武術的にも、同じ方向を向くのは相手と力がぶつかりにくく、
受け流しやすいので、下図のように斜に構える流派は少なくありません。
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身体を斜めにするオーソドックスなスタイル
黒豆仙人
黒豆娘ラン
まとめ
- 相手と横並びになれ!
- 不利なら正面から事を構えるな!
- 横から攻めろ! 同じ方向を向け!
話したいけど緊張して話せない時の武術的対処法、についてでした。
就職時の面接で、面と向かって喋る時、緊張するのは当たり前です。
相手が圧倒的に有利で、それを相手も自分も分かってるからで、
さらに立ち位置からしてそうだからです。
どうしても相対しなければならないならば、
もちろん、胸張って自信満々に臨むのもありですが、
対人恐怖なのでどうしても苦手意識があるなら、
身体の向きはともかく、意識だけでもよいので、
斜に構えてみると少しは気持ちに余裕ができるかもしれません。
対人的なストレスを軽減するのに、
下記のリンク先記事が役立つかもしれません。
ご覧ください。
以上、読んで下さってありがとうございます。
読んで下さったあなたの生活に、武術がちょっぴりでもお役に立ったのなら幸いです!
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