黒豆仙人
痛みといっても、原因や状態、程度は様々ですが、
ぶつかって痛い(打撲)とか切り傷、
軽度な火傷ぐらいなら効果あると思います。
痛みを軽くする目
そのやり方はとてもシンプル。
広く遠く正面を見る。
つまり、遠い景色全体をぼんやり眺める目をする、のです。
これは黒豆仙人の武術三原則のうちの一つ、
眼法の具体的なやり方です。
(日本の武術ではこれを目付、遠山の目付といい、日本少林寺拳法で八方目と呼んでいます)
武術三原則についてはこちらの記事をポチッと。↓
これだけ知っとく究極の武術三原則(黒豆仙人流)
やり方がよくわからない人は、
下のイラスト画像のように両手を横へ広げてみて下さい。
目は正面を見たまま、
左右の手が視界に入るギリギリのところへ置きます。
この時、目は正面を見たまま全体をぼんやり眺めると、
視界の端にぼんやり手があるのがわかりますか?
この目の使い方が正しく行われていると、
痛みの感じ方が変わります。
たとえば、採血などで注射針をじっと見つめて刺されるのと、
針を見ないようにして刺されるのと、
どちらが痛みが強いでしょうか?
痛みを喜ぶ趣味のある人を除いて、
おそらく自分の腕に針が刺さるのを見つめる方が、
痛みを強く感じるでしょう。
眼法で痛みそのものをなくすことはできませんが、
感じ方を変えることはできます。
黒豆仙人
痛みを軽くする目の使い方応用編
さらに簡単な方法を紹介します。
興味のある好きなものを見る。
たとえば、
- スマホを見る
- テレビを見る
- 本を読む
みんな自分の好きなものを見ている時、
おそらく痛みのことを忘れているはずです。
食べ物に関心のある人なら、
美味しい料理を見るのも食べるのもよし。
話すのが好きな人は人と話すのでもよし。
サッカーが好きならボールを追いかけていれば、
痛みは消し飛ぶでしょう。
要するに気を紛らわせる、気をそらす、
ということなのですが、
これは自分だけでなく人に対しても使えることです。
「え、目は関係ないじゃん」
という声が聞こえてきそうですが、
眼法には心の目、つまり意識の向け方や捉え方も含まれます。
心の目をどこに向けるかと言うことに関連して、
ストレス軽減にも役立つのでこちらの記事も参考までに。↓
痛みの感じ方が変わるのはなぜ?
それは、痛みは脳で認識しているからです。
身体は痛い個所が痛いのではなく、
痛みのある部位からの神経線維から、
「痛みの信号」が脳に送られてきて、痛い、と感じています。
(外部リンク 認定NPO法人いたみ医学研究情報センター Pain medicine & research information center 痛みを感じるしくみ)
パソコンと同じで人間の脳も、
情報処理能力には限界があるので、
何かに集中するフル回転の時には、
脳も痛みを認識しているヒマがなくなります。
これは暑いとか寒いとか、
かゆいといった刺激に対しても一緒です。
黒豆娘ラン
まとめ
- 痛い時は広く遠くを見る
- それでもダメなら何かに熱中すべし
- 脳で痛みを感じてる
痛い時、痛み以外のことに意識をフォーカスすると、
痛みを軽減できます。
今回は痛みを軽減する方法で、
武術三原則の“眼法”について紹介しました。
武術三原則についてはこちらの記事をご覧ください。↓
これだけ知っとく究極の武術三原則(黒豆仙人流)眼法の他にも、呼吸、姿勢とダメージを減らす方法は他にもあります。
それらはまたの機会に紹介していこうと思います。
これを読んで、あなたの痛みが少しでも軽くなったのなら幸いです。
[…] 痛みを軽くする目の使い方とは?(眼法) […]
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